2013年12月24日火曜日

真珠の耳飾りの少女(フェルメール) 模写

大画家の絵を私が模写すると、名を汚すような気がしないでもないですが、あくまでも練習のための模写です。

描いたものを見ると、油絵に見えるけれど、水彩です。

かなり勉強になりました。水彩は質感で油絵に劣るのでは?・・・と思っていたけど、なんのなんの、けっこう厚塗りも行けます。

「真珠の耳飾りの少女」のポイントなど考えてしまいました。
少女が魅力的な顔立ちなのは置いておいて、真珠の輝きは1つのポイントでしょう。
そして、フェルメールもカラヴァッジョやレンブラントと同様、光の表現を重視していたようです。
光るところと陰のところが極端です。
今風に言えば、コントラストの強い絵です。

よって、2つ目のポイントは唇の向かって右側の端が濡れています。お色気が感じられる描き方です。

3つ目は、下唇の一部が光を反射して光っています。
もちろん額とか向かって左側のほほとかがてかっています。

個人的にふと思っただけですが、そういったところがこの少女の魅力を引き出すポイントだったのではないでしょうか?

似ないところも当然ありますが、それは実力がないからです。
勉強の為なので、似なくても得るところがあれば良しとするつもりだったのですが、得たことは沢山あります。
描いてみて良かったです。

制作時間は今朝からなので半日です。なんか油絵のようにも見えてうれしいです。

 

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