2013年10月17日木曜日

ゴッホの「夜のカフェテラス」を鉛筆画で模写 Vincent van Gogh

夜のカフェテラスはゴッホのアルル時代、1888年9月に描かれました。
この絵の事は、弟のテオに手紙で書いていて、補色関係にある青(紺)の夜空と黄色の灯りで、愛し合う恋人たちが手を取り合うような感じを表現したかったといいます。

も1つ別に「夜のカフェ」というのを同じ頃に描いていて、それは室内で、酒で身を持ち崩すような世界を赤や緑や黄色で表現したかったとか。

ゴッホは色彩に関する理論的なことに凄く関心があって、色々計算をして絵を描いていたようです。
白黒写真が世に広まる時期で、自分の絵が質の悪い写真に撮られたら、どんなふうに写るかまで計算していた形跡(残された手紙の文面から)もあります。見栄えを気にしていたようで、油絵の具の経年劣化まで計算に入れて、鮮やか過ぎるくらいの色を用いたふうなところもあるとか。

8月に郵便配達夫のルーランと親しくなって、10月下旬にゴーギャンがアルルに到着して、2人の共同生活が始まるのですが、その狭間の充実した期待感のあふれる時期で、精神的に高揚していたと思われます。何日か通って、徹夜して描いたと言います。このカフェは現在も実在します。

日本ではこの絵がかなり人気があるとか、どっかにありました。
私はどちらかというと、糸杉や麦畑や月夜の絵が気に入っていますが。

ちょうど30分かかりました。

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