2014年10月31日金曜日

九州 台湾 ★

島の一覧 

九州, 36,749

台湾島, 35,801

海南島, 33,572

 

台湾と九州には様々な類似点があります。
例えば、台湾と九州は、面積がほぼ同じです。
台湾が36,188平方キロ、九州が42,165平方キロ、
また国内総生産(GDP)もほとんど同じで、
台湾が3,770億ドル、九州が3,448億ドルです。
人口は少し台湾の方が多く、台湾が2,294万人、
九州が1,344万人です。

 

台湾経済は、戦後貿易立国を旗印にして製造業を強化し、
輸出を中心に伸ばして急速な経済成長を遂げ繁栄してきました。
世界を相手にビジネスを行っています。

 

台湾では主力産業が時代とともに変遷してきました。
たとえば、1990年代前半までは労働集約的な
靴、衣料品、スポーツ用品などの
一般消費材が輸出産業の中心でしたが、
その過程で製造コストが高くなり、
90年代後半以降は、 IT、電子機器、液晶パネルなどの
ハイテク高付加価値製品へシフトしました。
現在、世界一のシェアを誇るのは、
液晶モニター、チップ製造サービス、半導体実装、
ノート型パソコン、マスクROMなど9品目に上ります。
その推進力になったのは韓国のような財閥企業ではなく、
沢山の中小企業群でした。
 


戦後間もない頃は、九州の方が台湾よりは豊かであり、
戦前は台湾といえば砂糖産業くらいでした。
しかし、戦後の戦略の違いによって、
これ程大きく違ってしまいました。



 

 

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