2014年1月12日日曜日

ポール・セザンヌ 『赤いチョッキの少年』(1894/1895)


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この絵は不思議な絵だと思う。

まず、右腕がやけに長いことに気付く。

そして、右腕と左腕はまるっきり違うところに(離れたところに)置かれている。

良く見ると、体の下のテーブルなのか荷物なのか、トランクでもあるのか手紙みたいなのでも読んでたのか、腰かけてる場所がなんなのかも分かりにくい。

そして、背景も斜めになったり、真横だったり、どういう部屋なのだろう?

はっきり言って、人物も背景もまるで出鱈目である。

しかし、なぜか、どっしりした安定感があって見ていて妙に安心してしまう。
ここがセザンヌの絵の不思議なところなのだろうか?

しかも、模写が出鱈目に輪をかけているので、セザンヌの2乗くらいめちゃくちゃな絵になっていると思う。
でもまあ、なんとか見られる?

 

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