2013年12月15日日曜日

油絵「安全神話の崩壊」

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まさかと思いました。自分ちに住めなくなると思いました。あの時の恐怖は忘れられません。
被曝して住めなくなった地域の人々、逃げる途中で医療機器の移動がかなわず亡くなった多数の方々が可哀想でなりません。

これ以上のまさかは、肉親が亡くなったときぐらいしか考えられませんでした。
震度6強で5分間、動けない車の中で5分間揺られたことも、この「まさか」の恐怖に比べると全く小さなものだったような気がします。



3月14日午前11時01分の福島第一原発3号機爆発の油絵です。

直接見たわけではないのですが、動画NEWSを見て、描きました。
モチーフとしては少々疑問を感じます。
こういうものを描いてもしょうがないなと。
ただ、宮城に近かったせいもあって、あの時の恐怖は計り知れないものがありました。

あの時以来大気中に派手に放出された放射性物質は、セシウムの134、137だけを合わせても2万兆ベクレルになると東電サイドでみています。
現在も毎時1000万ベクレルの追加的放出があるというのですが、延々と例えば柏崎刈羽あたりから放出されると大問題なのですが、福島第一からだと、あまりピンとこないというのも恐ろしい話です。

放射性物質は大きさはあるので、顕微鏡では見えるわけですが、かなり集合しても肉眼では見えないし、無味無臭だし、色もついていないし、燃やしても燃えないしで、見えるわけはないのですが、白い色で、それ(物質拡散)を表しています。

 

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