2014年10月14日火曜日

手に何を持っているの?

ぜんぜん分からないんですが、
3つ前の記事を見ても分かりません。  ブログランキング にほんブログ村
自由の女神ではないようです。


ルノワールは、年をとり知識が増すにつれて、パレットにおく色を単純にするようになった。こういう傾向が始まったのは、おそらくナポリでポンペイの絵画を前にしたときからだろう。
或る日、彼は私(ルノワールの子供)にこんなことを言った。「イタリアで困るのは、あまりに美しすぎることだよ。眺めていてあんなに楽しいのに、どうして描いたりするんだろうな?」

「人間でも、風景でも、題材でも、少しも面白いところがないようなものはないね。・・・その面白さは時として奥深くかくされているけれども。誰か或る画家が、そのかくされた宝を発見すると、すぐにほかの連中が、その美しさをわめき立てるようになるんだ。コローじいさんは、他の川と変わったところもないあのロワン河の岸辺の美しさに、われわれの眼を開いてくれたのさ。きっと日本の風景だって、他の風景より(特別には)美しくはないんだよ。ただ、日本の画家たち(浮世絵師たち)は、そのなかにかくれた宝を発見することが出来たんだ」

http://www.holbein-artistnavi.com/cafe_o/book/c_book38.html

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