2014年6月2日月曜日

切ったひまわりの絵

ゴッホは自殺したし、ゴーギャンは自殺未遂をした。
ゴーギャンもゴッホも生前、絵は認められなかったが、セザンヌはやっと晩年になって認められて生きているうちに間に合った。しかし、晩年の10年~15年を除けば、認められない中で30年も絵を描いてきて心中穏やかでなかったのは、ゴッホやゴーギャンと変わりはない。

歴史から見ればタッチの差で、生きてるうちにいい思いを出来なかった3人が、現在は「絵画史上の巨人」と認識されている。

ゴッホもセザンヌも絵が下手なのが幸いして、自分の道を見出し、描画技術と芸術は違うことを世界中に知らしめた気がする。下手と言うと語弊があるが、初期は下手だった。

ちょうど写真機が発展し普及してきて、ただ単に写実的に描く必要が画家にはなくなったせいもあるかも知れない。

ゴッホの傑作は「切ったひまわり」(2本と4本)の3種もそうだと思える。

ゴッホはゴーギャンを天才だと褒めていて、そのゴーギャンに絵を交換してくれと言われた時に、切り取ったひまわりの絵をゴーギャンが要求した。凄く褒めてもらえたので、気を良くしたようだ。
要求したということは、ゴーギャンが認めたということ。

後になって、花瓶に活けたひまわりを描いているが、ゴーギャンに褒められたのに気を良くしている部分があると思える。

セザンヌはゴッホを認めていたふうなところはなく、初対面で、「君は気違いみたいな絵を描くね。」と言ってのけた。「世界に画家は1人しかいない、自分だ。」とも言う人だから、認められていなくても相当の思い入れを絵に対して持っていたと思う。遅れてやってきた名声に存命中に救われた。
(ゴーギャンはセザンヌを認めていた。)

宮城県図書館で、巨匠と呼ばれる人の絵や、(私が)知らなかった画家の絵(の印刷)を見ているときが幸せです。その人がどういう思いで描いたかなどがいくらか判るとなおうれしい。

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